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蟲話 − 色の順が逆さの”副虹”について
◇普通にみえる虹について
虹は、太陽光が雨滴内で屈折と反射をすることによって生じ、前方に雨が降っていて、背後から強い太陽光線が水平に近い角度で差し込んだ場合にみられるといいます。 作中に登場する”虹蛇(こうだ)”は生きている蟲なのでこのような条件が不要で、現にギンコもこの蟲を探すには太陽にむかって探したほうが良いと虹郎に助言していました。(単行本二巻「雨がくる虹がたつ」) 普段見えるのは”主虹(しゅこう)”といい、雨滴内で2回の屈折と1回の反射を起こした光線によって生じます。(この時見上げたときの仰角は約42°だとか。)この場合、虹の外側は赤色、内側は青色になり、(上から順に赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)7色に見えるようです。 ◇主虹の向こうに現れる色の順が反対の虹
ところが、虹の色が全く逆の並びを見せる例が実在します。
色の配置は主虹とは逆に、外側が青、内側が赤。副虹は、雨滴内で屈折を2回、反射を2回起こすことによって出来る為にこうなるそうです。反射が一回分多いので、色の順が反対に見えるわけです。 ただ、副虹は常に主虹の傍に見られ、かなり透けて見えるごく薄いものです。残念ながら、地面からは生えないようで。 蛇足ですが、赤外線を感知できるモンシロチョウは虹の赤色部分が見えていない、とか、飛行機に乗っているとき周りの水蒸気の所為で下のほうに360°の虹が見える事もある、とか。虹について調べると面白い話が幾つも出てきますよ〜。
(感謝*写真素材配布元「きみにかえる」様。) 無断使用・転載禁止
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